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広島・神勝寺「禅と庭のミュージアム」ガイド|《洸庭》・神勝寺うどん・アクセス・所要時間

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NAOMI
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こんにちは、NAOMIです。
広島で建築祭が始まるこの季節、2年前の尾道旅を思い出しました。
そのとき訪れた神勝寺「禅と庭のミュージアム」は、建築とアートが融合した特別な空間です。

ここは、感じることが目的の寺院ミュージアム
私が体験したのは、禅の中でも珍しい“食べる禅”──「五観堂の神勝寺うどん」です。

1|神勝寺「禅と庭のミュージアム」とは?

一碗の茶・墨跡・食・入浴・庭の散策など、五感を通じて禅を体験できる“体験型ミュージアム”。
静寂の中で自分と向き合う時間を提供してくれる場所です。

見どころの3軸

  • 歴史建築:17世紀の堂宇を移築、千利休の茶室を復元
  • 現代建築・アート:藤森照信設計の社務所、名和晃平《洸庭(KOHTEI)》
  • 禅画コレクション:白隠禅師の墨跡(随時展示替え)

静かな歩行が似合う広い敷地。写真不可のエリア(《洸庭》内部など)があるので、体験重視の心づもりで。

NAOMI
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“見る”より“感じる”に重心がある場所。

2|禅体験「食べる禅」— 五観堂の神勝寺うどん

五観堂(ごかんどう)では、禅の修行堂と同じ形式で、持鉢(じはつ)という五枚組の器と雲水箸を使い、湯だめうどんをいただきます。

  • 提供:11:00–15:00(L.O.14:30)
  • 料金:1,500円
  • 所要:約45分(予約不要)
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私がいったときは先着順と記載があったので早めに行きました!

由来メモ

  • 本山・建仁寺では四九日(4と9のつく日)の昼食にうどんを食べる慣習。
  • 僧堂では基本“音を立てない”作法ですが、うどんだけは音を立ててよい特別ルールが残る、と伝わります。
  • 食前には「食事五観之偈」を唱え、食材の来処や自らの行いを省みて一口ずついただく、という姿勢を整えます。

体験のポイント

  • 雲水箸は太く長い。握る感覚の違いで、自然と所作がゆっくりに。
  • 味の印象は“日常の延長”なのに、時間の感覚は非日常。だから心が静かに整う。
  • 器を並べる・手を添える・出汁を口に運ぶ——この一連の動作に“いただく”の意味が宿る。
NAOMI
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はしが巨大〜〜〜!静かにうどんのありがたみを感じる時間でした。

3|建築と庭を歩く:間を味わう体験

見どころ3選

  1. 社務所(藤森照信)
    • 松を多用した外観。土着性と遊び心。
    • 草屋根や自然素材の使い方が“土地の記憶”を呼び起こす。
  2. 《洸庭(KOHTEI)》名和晃平/Sandwich
    • 木で包まれた舟型パビリオン。内部は波の光のインスタレーション
    • 内部撮影不可。時間が決まっているので注意
  3. 賞心庭(庭園)
    • 心字池・龍背橋(曲線の反橋)・借景。歩くほど視線が変わり、時間が緩む。
    • 季節の変化を取り込む設計で、朝と午後で雰囲気が変わる。
NAOMI
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SANDWICH設計の宇宙船のようなKOHTEI!可愛い社務所にときめきます。

4|基本情報・所要時間・アクセス

  • 拝観時間:9:00–17:00(最終16:30
  • 拝観料:大人1,800円/大学・高校生1,000円/小中学生500円(※飲食代別)
  • 所要時間の目安2.5〜3.5時間(拝観+《洸庭》+五観堂+庭散策)
  • 服装:段差・砂利あり。スニーカー推奨。
  • 注意:《洸庭》は内部撮影不可。

アクセス

  • :山陽道・福山西ICから約25分。無料駐車場あり(台数多め)。
  • 公共交通:JR福山駅→バス(鞆鉄)「天神山」下車徒歩約15分/土日祝は「神勝寺」着の便が出る日もあり。
  • 子連れ:エリアにより年齢制限やマナー配慮が必要。小さなお子さんは庭散策中心がおすすめ(最新は公式確認)。
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私たちは車でアクセス。帰り道に海沿いを回るのが気持ちいい。

5|(+α)建築祭と合わせる人へ

  • 広島建築祭の会期にあわせて回ると、建築鑑賞の文脈がつながります。
  • 各会場・イベントは週末集中のことが多いので、午前:神勝寺→午後:市内展示のように“1日1本柱+α”で無理ない計画がおすすめ。

【建築祭公式・最新プログラムを見る】(リンク差し込み)

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私もついついやってしまうけど。。。詰め込みすぎない”がコツ。

6|宿泊

ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道

  • 私が訪れたときはここに宿泊。海に開いたロビー/水盤/リボンチャペル…全てが心に響く素敵な宿でした。。。
  • 現在は建て替え準備のため休業中(再開時期は公式の最新情報を確認)。

代替の候補

  • LOG(尾道):建築・デザイン感度が高い。泊まってみたいところ
  • ONOMICHI U2:海沿い。自転車旅やミニマル派に。


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静けさを引き継ぐ宿を選ぶと、旅の体験が1本線になります。

7|Q&A

Q. 五観堂のうどんは予約が必要?
A. 予約不要。11:00–15:00(L.O.14:30)/1,500円。所要は約45分。

Q. 《洸庭》は写真撮れる?
A. 内部は撮影不可。外観はOKのエリアが多い。

Q. 滞在のコツは?
A. 2.5〜3.5時間を見込み、午前拝観→五観堂→庭散策の順がスムーズ。歩きやすい靴で。

Q. 子連れは大丈夫?
A. 静けさの体験が中心のため、小さなお子さんは外の庭メインが安心。体験系(座禅など)は年齢条件あり。最新は公式で確認。

8|まとめ:静けさを旅しに、広島へ

“見る”より“感じる”。
神勝寺「禅と庭のミュージアム」は、建築・アート・庭・食が同じ方向を向いている場所でした。
広島建築祭のシーズンは特に相性よし。午前中に静かな時間を過ごしてから、街へ繰り出す——そんな1日の始め方、かなりおすすめです。

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この記事がきっかけで、旅が始まりますように

ABOUT ME
NAOMI
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アート・建築巡りの人
芸術で日常や旅が楽しくなるライフスタイルブログ。 アート巡り・建築探訪・バレエなど芸術鑑賞が好き。 美術館巡り歴は0歳から。社会人になってからの通信制美大経験有 美しい作品・空間を求めてどこまでもおでかけするよ。
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