【建築レポ】秋田県立美術館|安藤忠雄の螺旋階段と藤田嗣治コレクションを訪ねて

秋田に来たアート建築好きなみなさんには行っていただきたい場所のひとつ。
「秋田県立美術館」です。秋田駅徒歩圏、建築で安藤忠雄、常設で藤田嗣治このワードだけでも行きたくなる方は多いのではないでしょうか?
近隣には他にもおすすめスポットがあるので合わせてご紹介しますね。
アクセス・基本情報
秋田駅から徒歩約10分。西口を出て右手の「ぽぽろ〜ど」を進み、西武デパート方面のアーケードを抜ければすぐ。
- 住所:〒010-0001 秋田市中通1丁目4-2
- 駐車場:エリアなかいち駐車場(有料)
千秋公園や秋田市立中央図書館も徒歩圏内にあり、文化散策にぴったりの立地です。
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秋田県立美術館の特徴
秋田県立美術館は、「ここにしかない魅力のある美術館」をコンセプトに設計されました。旧県立美術館の三角屋根を継承し、館内の随所に三角モチーフが散りばめられています。
メインコレクションは、公益財団法人平野政吉美術財団が所蔵する藤田嗣治の作品群。特に幅20mを超える大作 「秋田の行事」 は圧巻で、国内外から多くのファンが訪れます。



建築|安藤忠雄による螺旋階段
設計は世界的建築家・安藤忠雄氏。
プリツカー賞、文化勲章を受賞し、光や素材を駆使した美術館建築を数多く手がけてきました。
秋田県立美術館では、支柱のない螺旋階段が最大の見どころ。吹き抜けの天井に差し込む光と三角形のモチーフが重なり合い、訪れる人を安藤ワールドへと引き込みます。

藤田嗣治コレクション
- 幅20mを超える壁画「秋田の行事」
- 秋田を愛した藤田嗣治の油彩・素描作品
展示室は撮影NGですが、その迫力は現地でしか体感できません。
ミュージアムラウンジ
水庭を望むラウンジは、美術館の中でも特に静かで美しい空間。
おすすめは抹茶と、ここ限定の秋田銘菓「もろこし」。お土産にも喜ばれる一品です。


近隣のアート・建築スポット
秋田県立美術館の周辺には、徒歩圏内に文化施設が点在。建築旅のルートに最適です。
- 秋田市立中央図書館 明徳館(谷口吉生設計) → レポ記事はこちら
- 秋田市文化創造館(旧県立美術館)
- 秋田芸術劇場ミルハス(2022年開館)
- 千秋公園・佐竹資料館
秋田駅周辺のおすすめグルメ
- 稲庭うどん
・無限堂(ユニークな内装も必見)
・寛文五年堂(芸能人も訪れる名店) - 海鮮
・いさばや(駅ビル1F、新鮮な海鮮と日本酒)
・かまくら - カフェ
・赤居文庫(本好きにおすすめ、落ち着く空間)
・みきょう(隠れ家風のおしゃれカフェ)
宿泊と旅のヒント
秋田県立美術館は、秋田駅周辺ホテルに泊まれば徒歩圏内。アート巡りの拠点にも最適です。
まとめ
秋田県立美術館は、安藤忠雄建築×藤田嗣治コレクションを一度に味わえる贅沢な空間。
さらに徒歩圏内に谷口吉生建築や千秋公園があり、1日で「建築+アート+食」を堪能できるエリアです。
秋田観光や東北アート旅のルートに、ぜひ組み込んでみてください。