2024.12.29

【安藤忠雄建築】北菓楼札幌本館と安藤忠雄の建築美

naomiracleart

「北海道庁立図書館」を安藤忠雄氏リノベで生まれ変わったお菓子屋さん。

外観はレトロなのに中に入ると吹き抜けの広々空間！

歴史を継承したんだなと思わせるたか～い本棚。

何よりスイーツがとってもおいしかった～またリピートしたい場所です

混雑具合

気軽に行ったらランチは売り切れ！めちゃ混むんですね…。

平日でしたが、14時ころちょっと待ちでカフェしました☕️

にしてもお安いです🍰ケーキが盛りだくさんでドリンク付き990円のケーキセットには驚いた。近年お目にかかれないお安さ。（私はおなかと相談してシュークリームとドリンクに）

北海道の魅力が詰まったスイーツを楽しめる北菓楼札幌本館。

北海道の菓子ブランド「北菓楼」

その札幌本館は、ただの菓子店を超え、歴史的建築とモダン建築が融合した芸術的な空間となっています。この壮大なリノベーションを手掛けたのは、世界的建築家・安藤忠雄氏。彼の手によって、1926年に建てられた旧北海道庁立図書館が、歴史と現代性を兼ね備えた新しい価値を持つ空間へと生まれ変わりました。

北菓楼札幌本館の歴史と背景

札幌本館の建物は、大正15年（1926年）に建設された旧北海道庁立図書館です。この建物は、北海道の教育や文化の拠点として多くの人々に親しまれてきましたが、時代の流れとともにその役割を終え、長い間活用されない状態が続いていました。

そこに、北菓楼と安藤忠雄氏が新たな価値を見出しました。建物を単に保存するだけでなく、菓子店という新しい機能を加えることで、地域の人々や観光客に愛される場所として再生させたのです。

安藤忠雄の設計が生む新しい命

安藤忠雄氏の設計には、「過去と未来をつなぐ」という明確なコンセプトが感じられます。彼は歴史的建築物を現代建築の文脈で再解釈し、訪れる人々に新しい体験を提供することを得意としています。

歴史とモダンの融合

旧図書館時代の趣を残しつつ、内部は大胆にリノベーションされています。外観はそのまま保存され、内部には安藤氏らしいコンクリート打ち放しのモダンなデザインが取り入れられています。この融合が、単なるリノベーションではない特別な魅力を生み出しています。

読書と空間の美学

建物内には、かつて図書館だったことを思い起こさせる本棚が並び、約6,000冊の本が設置されています。この本棚は装飾ではなく、本当に手に取って読めるものばかり。訪れる人々が読書を楽しみながら、歴史に思いを馳せることができる仕掛けです。

光と影の演出

安藤氏の設計では、自然光が重要な要素となっています。札幌本館でも、窓から差し込む光が時間帯によって異なる表情を見せ、訪れるたびに新しい空間の魅力を発見できます。

北菓楼で得られる体験

1階：ショップエリア

1階には、北菓楼の人気商品がずらりと並ぶショップスペースがあります。札幌本館限定の特別商品もラインナップされています。限定商品はお土産としても人気が高く、特別感を求める方におすすめです。

2階：カフェスペース

2階は、開放的なカフェスペース。メニューには、地元の食材を活かしたランチや、ケーキ、パフェ、ソフトクリームなどのスイーツが揃っています。

安藤忠雄と北菓楼が描く未来

北菓楼札幌本館は、「食」と「建築」を通じて過去と未来をつなぐ場として、北海道に新しい文化的価値を生み出しています。

安藤忠雄氏の建築がもつ独自の哲学と、北菓楼の北海道文化を伝える理念が融合し、単なる菓子店以上の存在感を放っていました

北菓楼札幌本館で感じる特別な時間

北菓楼札幌本館は、美味しいお菓子を味わえるだけでなく、歴史的価値をもつ建築と、安藤忠雄氏のデザインが生み出す空間美を堪能できる場所です。過去の文化を大切にしながら新しい未来を描くこの場所は、地域の人々にも、観光で訪れる方にも特別な時間を提供してくれます。

次に北海道を訪れる際には、ぜひ北菓楼札幌本館に足を運んでみてください。きっと、心に残るひとときを過ごすことができるでしょう。

詳細

📍 住所

〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西5丁目1-2

🚇アクセス

地下鉄南北線・東西線「大通駅」2番出口から徒歩5分

JR「札幌駅」から徒歩10分

営業時間

1階店舗：10:00～19:00

2階カフェ：10:00～18:00（ラストオーダー17:30）

#安藤忠雄 #建築 #札幌

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