美術館巡り初心者必見!全国で訪れるべき5つの美術館
今回は「初めての美術館におすすめしたい場所」を、私の視点でまとめてみました。
これさえ押さえておけば、最初の一歩も安心して楽しめるはず。
次のお休みは、気軽に レッツ・ミュージアム! 🎨✨
初めてでも安心♡おすすめ美術館5選
それでは、いよいよ美術館初心者にぜひ行ってみてほしい全国の美術館5つをご紹介します。それぞれ個性的な魅力がありつつ、初めての美術館でも楽しみやすいポイントがあるスポットばかりです。お気に入りの場所を見つけて、美術館巡りデビューしてみましょう!
1. 国立新美術館(東京・六本木)

初めて国立新美術館を訪れると、まず建物のスケールに圧倒されます。
波打つように広がるガラス張りの外観は、それ自体がすでにアート!
設計したのは、建築家・黒川紀章さん。
国立新美術館は、彼が手がけた最後の公共建築のひとつとしても知られています。
しかもこの美術館、常設展を持たず、行くたびに違う企画展が開催されるのも特徴。
だから“何度行っても新鮮”で、初心者でも自分に合うテーマに出会える確率が高めです。
「現代アートはちょっと難しそう…」と感じる人でも、意外と楽しめる展示に出会えるはず。
映画君の名はの聖地でも知られていますね!
2. 地中美術館(香川県・直島)

直島を代表する「地中美術館」。建築家・安藤忠雄による設計で、建物の大半が地中に埋め込まれています。外からはほとんど見えず、扉を抜けると自然光を巧みに取り込んだ神秘的な空間が広がります。
「自然と建築の共生」をテーマにしてきた安藤さんらしく、光や風の入り方まですべて計算され、館全体が一つのアート作品のよう。初心者でもワクワクせずにいられません。
見どころは、モネ《睡蓮》の自然光のみでの展示、ジェームズ・タレルやウォルター・デ・マリアの体感型インスタレーション。どれも「難しい」より「感じる」ことが大事な作品ばかりです。
3. 長野県立美術館 東山魁夷館(長野県)

善光寺のすぐ隣にある東山魁夷館。館内に一歩入ると、木漏れ日のような穏やかな雰囲気に包まれ、「美術館って癒されるな」と感じられる場所です。
ここでは日本を代表する風景画家・東山魁夷の作品を専門的に展示。代表作《緑響く》《白馬の森》など、日本の四季や自然を題材にした絵が揃い、直感的に「綺麗」と感じやすいのが魅力です。季節ごとに展示替えがあり、訪れるたびに違う作品に出会えるのも楽しみ。
さらに、美術館前庭には中谷芙二子による《霧の彫刻》があり、時間帯によって現れる霧に包まれる幻想的な体験も人気です。
4. 兵庫県立美術館(兵庫県・神戸)
神戸のウォーターフロントに建つ大型美術館。設計は安藤忠雄さんで、打ちっぱなしコンクリートの幾何学的デザインと海の景色が見事に融合しています。
館内には兵庫ゆかりの作家による近代美術から現代アートまで約1万点以上が収蔵。さらにゴッホ展のような大型企画展も開かれ、幅広い作品に出会えるのが魅力です。建物内には「Ando Gallery」もあり、安藤建築を堪能できるのもポイント。
5. 札幌芸術の森美術館(北海道・札幌)
札幌市郊外、森に囲まれたロケーションが魅力の美術館。展示室で作品を観た後は、広大な野外彫刻公園へ。森の中に74点もの彫刻が点在し、アートを探しながら散策できるのは大人も子どもも夢中になる体験です。
季節ごとに表情を変える自然も魅力で、夏は緑、冬は雪景色と、同じ彫刻でも全く違った印象に出会えます。
冬のかんじきウォークの様子➔https://youtu.be/ZngV-Crz3dE?feature=shared

まとめ|お気に入りの美術館を見つけよう
今回ご紹介した5つの美術館は、初心者でも楽しみやすく、それぞれに独自の魅力があります。
「ここに行ってみたい!」と思う場所があれば、ぜひ次のお休みに計画してみてください。
遠方の美術館に行くときは、ホテルや交通の予約も早めにしておくと安心。
特に人気の展覧会シーズンは混みやすいので、事前に押さえておくのがおすすめです。
