チームラボとは?
デジタルアート集団チームラボは、2001年から活動を始めた国際的なアートコレクティブです。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストが集まっています。
彼らは最新のテクノロジーを使って、光や投影、センサーや音などのデジタルコンテンツを作り出し、人々の感覚や感情に訴えかける作品を世界中で展示しています。チームラボの作品は、人と人、人と自然、人と世界の境界をなくすことを目指しており、見る人によって変化したり、共創したりすることができます。
歴史や未来ともコラボレーションし、現代のデジタルアートの可能性を広げています。
チームラボの猪子寿之さんとは?
猪子寿之さんは、1977年に徳島市で生まれた実業家で、チームラボの代表です。
東京大学工学部計数工学科を卒業し、同級生や幼馴染と共にチームラボを立ち上げました。チームラボは、ウェブ開発や検索エンジンなどの技術開発から、デジタルアートやバーチャルリアリティなどの作品制作まで幅広く手がけるウルトラテクノロジスト集団です。
猪子さんは、「体で世界を認識する」ことや、「自分と他者のつながり」を重視し、言葉や文化の違いを超えて世界中で親しまれる作品を生み出しています。また、四国大学特任教授や大阪芸術大学客員教授などの肩書も持ち、メディアやイベントにも多く出演しています²。2017年には、芸術選奨新人賞を受賞しました。
チームラボはなぜ人気?
デジタル技術による美しく幻想的な作品
チームラボは、コンピュータやプロジェクターなどのデジタル機器を使って、光や音や動きで空間を彩る芸術、表現です。作品に出合うと五感がフル稼働、目や耳や心を惹きつける美しさと幻想性を持っており感動させてます。
参加型・体験型・共創型の作品
チームラボの作品は、単に見るだけではなく、触れたり動いたりすることで変化したり、他の作品や人々と連動したりすることで境界のない世界を創り出しています。まさに「体験」や「共創」を提供し、自分自身が作品の一部になることを楽しませています。これぞ没入体験で夢中になってしまいます。
世界的な展示とメディア露出
チームラボは、日本だけでなく、世界中で展示されています。その展示は、常に大きな反響を呼び、多くのメディアに取り上げられています。そのメディア露出は、チームラボの知名度や評価を高めるとともに、多くの人々に作品を知らせることにもつながっています。
日本で見られるチームラボ作品
2023年7月現在、日本で見られるチームラボの作品がある場所は以下の通りです。
会場名 | 作品名 | 会期 | 所在地 |
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チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com | チームラボプラネッツ | 2018年7月7日 – 2023年末 | 東京都江東区青海2-1-4 |
チームラボ かみさまがすまう森 | チームラボ かみさまがすまう森 | 2023年7月14日 – 11月5日 | 佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100 |
STV創立65周年記念 チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち | 学ぶ!未来の遊園地(計6つの作品)、花と共に生きる動物たち(計1つの作品) | 2023年7月8日 – 9月3日 | 北海道札幌市南区芸術の森2丁目75 |
チームラボフォレスト 福岡 – SBI証券, | 捕まえて集める森、運動の森 | 2020年7月21日 – 常設 | 福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6 |
チームラボ ボタニカルガーデン 大阪 | 夜の植物園のミュージアム | 2022年7月29日 – 常設 | 大阪府大阪市東住吉区駒川中1-8-31 |
GALAXY HARAJUKU by teamLab | 捕まえて集める恐竜の森 | 2020年12月19日 – 常設 | 東京都渋谷区神宮前1-13-14 |
有名なのは以上のところかと思います。
他にも期間限定である作品や、コラボレーションして展示してある場所などもいくつかあります。
個人的には秋田県にかほ市のTDK歴史ミュージアム内に磁性を学べる空間があったのは衝撃でした。
海外のチームラボ
会場名 | 作品名 | 会期 | 所在地 |
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Future World: Where Art Meets Science | チームラボボーダレス(計60以上の作品) | 2016年3月12日 – 常設 | シンガポール・マリーナベイ・サンズ |
Digital Light Canvas by teamLab | グラフィティネイチャー – レッドリスト, Digital Light Canvas(計1つの作品) | 2017年12月22日 – 常設 | シンガポール・マリーナベイ・サンズ |
チームラボ 学ぶ!未来の遊園地 / teamLab 共创!未来园 | お絵かきタウン、グラフィティネイチャー – 鼓動する山と谷、レッドリスト、すべって育てる!フルーツ畑、光のボールでオーケストラ、こびとが住まうテーブル(計6つの作品) | 2023年7月9日 – 2024年1月14日 | 香港九龍MegaBox |
teamLab Borderless Shanghai | チームラボボーダレス(計50以上の作品) | 2019年11月5日 – 常設 | 上海市浦東新区源深路100号 |
teamLab Borderless Jeddah | チームラボボーダレス(計60以上の作品) | 2023年春 – (開業予定) | サウジアラビア・ジッダ |
teamLab SuperNature Macao | チームラボスーパーネイチャー(計8つの作品) | 2020年6月15日 – 常設 | マカオ・コタイ・ストリップ・ザ・ロンドンダー・マカオ |
2023年6月現在ですがこれは一部の有名な場所で、チームラボ作品は期間限定でも世界中に出没します。
シンガポールのサイエンスミュージアムに行ったことがありますが涼しくて広く、
マリーナベイサンズ内で世界各国の家族連れも多かったです。
まさに宇宙や自然とチームラボの没入体験ができました時間を忘れて過ごしました。
チームラボは無料で入れるスポットもあるので是非行ってみてくださいね。
私は
追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点 / Crows are chased and the chasing crows are destined to be chased as well, Division in Perspective – Light in Dark
という作品に出合ってチームラボに引き込まれてしまいました。またこの作品の空間に入りたいな。