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智積院会館の宿泊体験レビュー|部屋・大浴場・朝のお勤めを徹底レポ

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NAOMI
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やっほー、Naomiです!
今回は京都・東山七条にある宿坊「智積院会館」に実際に泊まってきました。

京都国立博物館や三十三間堂などの名所に囲まれ、アート旅と相性抜群の立地。
お寺の宿坊でありながら、新築ホテルのように快適で「泊まる・祈る・食べる」の全部が揃う特別な体験になりました。

この記事では 予約からチェックイン、部屋、大浴場、朝のお勤めまで体験したことを口コミ形式で徹底レポートします。
京都で宿坊に泊まってみたい方や、智積院会館の口コミを探している方の参考になれば嬉しいです。

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🏨 智積院会館・基本情報

項目内容
名称智積院会館(ちしゃくいんかいかん)
所在地京都市東山区東山七条
アクセス京都駅→市バス約10分「東山七条」下車すぐ/京阪七条駅徒歩10分
チェックイン/アウトIN 15:00〜20:00/OUT 10:00
料金目安1泊8,000円〜(プランによる)
駐車場境内にあり(有料)
門限23:00

👉 京都国立博物館・三十三間堂まで徒歩5分圏。アート旅の拠点として最高。

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建築・空間の特徴

1966年建立
智積院は長谷川等伯の障壁画や国指定名勝庭園を有する格式あるお寺。
その境内に建つ智積院会館は2020年にリニューアルされ、木のぬくもりを感じる落ち着いた建築になっています。

「宿坊=質素」というイメージを覆す、カジュアルホテルのような清潔さと快適さ。
でもスタッフは僧侶姿で迎えてくれるので、非日常感と安心感が同居しています。

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智積院会館の宿泊体験(口コミ)

アクセスとチェックイン

私は京都駅から市バスに乗り「東山七条」で下車、徒歩すぐで到着。
周囲は三十三間堂や京都国立博物館が並ぶ“歴史とアートのエリア”で、観光の合間にチェックインするにも便利な立地でした。

玄関を入ると僧侶姿のスタッフが出迎えてくれて、ちょっと特別感。
手続き自体はホテルと同じで住所と名前を記入し、カードキーを受け取ります。

使い捨てアメニティは必要な分だけをフロントで取るスタイル。
「環境に配慮してるのもお寺らしいな」と感じました。

NAOMI
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チェックイン時に「翌朝のお勤めは参加されますか?」と聞かれ、もちろん即答で「はい!」

チェックイン時間は20時まで、チェックアウトは朝10時まで

門限は23時に設定されており、夜11時以降は外出できません。

客室の様子

私が泊まったのは洋室ツインルーム。
室内はリニューアルされていてとても綺麗。

  • ユニットバス+洗浄機能付きトイレ
  • テレビ、冷蔵庫、湯沸かしポット、ドライヤー完備
  • 無料Wi-Fi、USBコンセントあり

まるでビジネスホテルのように快適で、「これが宿坊?」と驚くほどでした。

部屋着は浴衣ではなく作務衣(さむえ)。これに着替えると館内の移動も楽ちん。
お寺らしさを感じつつ快適に過ごせる絶妙なバランスです。

また、ウェルカム菓子として麩焼き煎餅とお寺ラベルの水が用意されていて、ほっこりしました。

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食事は智積院茶寮桔梗

夕食は精進料理または京懐石を選べます。
特に「根来汁(小豆入りのお椀)」はここならではの一品で、智積院の不動明王に由来する料理。

私は夕食予約が間に合わず、近隣のお店へ行きました。翌日にランチをいただきましたが、精進とは思えない華やかさと満足感でした。

売店には八ッ橋や漬物などの定番土産に加え、オリジナルのお守りや線香も。
宿坊ならではのお土産を買えるのも魅力です。

京都・智積院会館

施設と大浴場の紹介

食後は館内散策をしました。1階には売店があり、八ッ橋や漬物といった定番の京都土産から、智積院オリジナルの御守りやお線香まで揃っていました。チェックイン後や朝食前の時間に覗いてみると良いでしょう。

智積院会館には男女別の大浴場があり、15:00〜23:00に利用可能。

広々した浴槽で手足を伸ばせるのは最高!
観光で歩き疲れた体を癒すにはぴったりでした。

口コミでも「大浴場が快適」という声が多いですが、実際に体験して納得。

宿坊ならではの魅力|朝のお勤め体験

智積院会館に泊まる最大の魅力は「朝のお勤め」。

NAOMI
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翌朝5時40分(冬期は6時10分)にロビーへ集合しました。早寝してよかった!!!

同じ日に泊まっていた宿泊者の方々が数名集まり、僧侶の方に先導されて徒歩で境内の金堂へ向かいます。
まだ薄暗い早朝の境内を歩くだけで空気が張りつめ、非日常の世界に足を踏み入れたような気持ちになりました。

金堂に入ると僧侶たちがずらりと並び、ご本尊の大日如来の前で読経が始まります。
堂内いっぱいに響く読経の声、太鼓の音に包まれる時間は、まさに「宿坊ならではの特別体験」。

さらに宿泊者だけの特典で、僧侶による庭園と障壁画の特別拝観も。
千利休好みとも伝わる名園を朝日に照らされながら独占できるなんて、まさに贅沢。

👉 この特別体験を味わえるのは、智積院会館に泊まった人だけです。

大河ドラマ「べらぼう」のロケにもつかわれたんだとか。

周辺観光スポットとモデルコース

  • 三十三間堂(徒歩5分):1001体の千手観音像に圧倒
  • 京都国立博物館(徒歩5分):明治古都館+特別展も必見
  • 清水寺(徒歩20分):舞台からの眺めは圧巻
  • 祇園・八坂神社:京阪七条駅から電車で数駅 バスもあります

モデルコース例

  • 1日目:京都国立博物館 → 三十三間堂 → 智積院会館宿泊
  • 2日目:朝のお勤め → 清水寺 → 祇園散策

👉 すべて徒歩圏で完結するので、効率よく京都旅を楽しめます。

智積院会館の口コミまとめ(メリット・デメリット)

メリット

  • お寺の静けさとホテルの快適さを両立
  • 朝のお勤めや護摩法要に参加できる
  • 精進料理や京懐石が美味しい
  • 観光地に囲まれた最高の立地

デメリット

  • 門限は23時、夜遊び派には不向き
  • 食事は事前予約が必要
  • 「修行的な宿坊」を期待すると快適すぎるかも

まとめ|京都で“泊まる・祈る・食べる”を体験できる宿坊

智積院会館は、普通のホテルでは味わえない宿坊体験と、ホテルの快適さを両立した特別な宿。

私自身、朝のお勤めで聞いた僧侶の読経や、庭園を眺めながら飲んだお茶の味は今でも忘れられません。

京都で一生記憶に残る宿泊体験をしたい方には、心からおすすめします。

泊まる・祈る・食べる。すべてが揃う智積院会館で、心に残る京都旅を体験してください。

ABOUT ME
NAOMI
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アート・建築巡りの人
芸術で日常や旅が楽しくなるライフスタイルブログ。 アート巡り・建築探訪・バレエなど芸術鑑賞が好き。 美術館巡り歴は0歳から。社会人になってからの通信制美大経験有 美しい作品・空間を求めてどこまでもおでかけするよ。
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