【蜷川実花】京都市京セラ美術館で体感する極彩色の桃源郷|作品解説と見どころ

蜷川実花ワールドへようこそ!
こんにちは!NAOMIです!
今回は「蜷川実花展」の魅力を余すところなくお届けします。色鮮やかな写真と独特の世界観で知られる蜷川実花さん、皆さんもご存知ですよね?映画監督も務め、多方面で活躍する彼女は、“色彩の魔術師”なんて呼ばれることもあるほど、鮮烈な色使いの作品で有名です。
花や自然、都市風景や人物写真まで、蜷川実花さんの作品はまるで夢の中にいるような幻想的な雰囲気。そんな彼女の世界にどっぷり浸れる展覧会が、今京都で開催中なんです!
会場は京都市屈指のアートスポット、京都市京セラ美術館。2020年にリニューアルオープンしたばかりの綺麗な美術館で、レトロな外観と最新の展示設備が融合した素敵な空間です。今回の蜷川実花展は、その新館エリア「東山キューブ」で開催されています 関西では過去最大規模の個展ということで、開始早々から大盛況!私もワクワクしながら足を運んできました。

展覧会のタイトルは「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」
なんだか意味深ですよね~。「彼岸」と「此岸」、つまりあの世とこの世、光と影、生と死…京都という土地の歴史や文化を反映したテーマ設定になっているそうです。蜷川さん曰く、「京都の街を歩いて感じた命のゆらめきや生と死を作品に取り入れたかった」とのこと。うーん、ますます期待が高まります!
それでは早速、会場内の様子や見どころをレポートしますね。写真展…というより、没入体験型のアート空間と言った方がしっくりくる今回の展示。どんな仕掛けが待っているのか、一緒に蜷川実花ワールドへ飛び込んでみましょう!
京都市京セラ美術館「蜷川実花展」レポート:没入体験がスゴい!
会場に一歩足を踏み入れると、そこはもう日常とは別世界!最初に通る長い廊下からしてただ者じゃありません。展示室の外側にあるこの《Liminal Pathway》と名付けられたインスタレーションは、ガラス窓一面に写真がプリントされたフィルムが貼られ、差し込む光がカラフルに拡散されているんです。
現実と幻想の境界線に立っているような、不思議な感覚…!ここは入場時と退出時の両方で通ることになるんですが、入るときは「これから蜷川ワールドへ行くぞ~」というプロローグ、出るときは「夢の世界から現実に戻るエピローグ」的な演出になっていてニクい演出でした 。

廊下を抜けて展示室に入ると…暗闇の中に何やら水槽がずらり?最初の作品は《Breathing of Lives》。無数に配置された水槽に都市や自然の映像が投影され、水面のゆらめきが幻想的な光景を生み出しています。
都会の中に感じる「生命の息づかい」をテーマにした作品とのことで、東京など都市のモチーフに加え京都ならではの風景も映し出されているとか。水槽に映る光がキラキラして本当に綺麗で、しょっぱなから引き込まれました。

続いて目に飛び込んでくるのは、真っ赤な花だらけのエリア!《Flowers of the Beyond》という作品で、鮮やかな赤一色の空間を埋め尽くすのは造花の彼岸花(ヒガンバナ)です。
彼岸花は昔から「生と死の間に咲く花」とも言われているそうで、この展示では無数の赤い花の中を実際に歩いて通り抜けることができます。
まさにタイトル通り「あの世の花畑」を彷徨っているような体験!足元から壁まで真紅の花・花・花で、SNS映え間違いなし。五感で死生観を体験する…なんて聞くと難しく感じるかもですが、純粋に「うわぁすごい!」とテンション上がる空間でした。

お次は打って変わってクールな色調の展示へ。人の背丈ほどもある巨大な6枚のガラスパネルが並ぶ《Silence Between Glimmers》です 。ガラスパネルには花畑や蝶、藤の花、桜、海中の景色などが写し出されていて、その対面にはオーロラフィルターが6枚設置されています。このフィルター越しに作品を見ると、自分の動きや見る角度によって光の見え方が変化するんです!まるで自分自身が作品の一部になったような、不思議なインタラクティブ体験でした。動くたびにキラキラと表情を変える光が空間全体を彩って、本当にキレイ…ずっと見ていたくなります。

そして「わぁ!」と思わず声が出たのが、次の《Whispers of Light, Dreams of Color》。天井から吊り下げられた約1,500本ものクリスタルガーランドがきらめくエリアです 。クリスタルビーズやサンキャッチャー、蝶や星、ハート、瞳のモチーフ、小さな宝石風オブジェ…数えてたらキリがないほど10万個(!)にも及ぶパーツが散りばめられているとか。照明に反射してキラキラ輝く空間はまるで大きな宝石箱の中に迷い込んだみたい。手作業で作られたガーランドが揺れる様子は幻想的で、ここも人気の撮影スポットになっていました。みんな上を見上げてうっとり、そしてスマホでパシャリ。私も「ずっとここにいたい…!」と思うほどお気に入りの空間です。

そしてそして、今回の展覧会でも最大の目玉と言えるのが《Dreams of the Beyond in the Abyss》!この作品は本展のハイライトとなる超大作で、蜷川実花展の公式SNSでも「これは絶対に体験して!」と推していたものです。

まず、そこに辿り着くまでの演出がニクい。大量の造花が咲き乱れる半屋外風のエリアを抜けると…突然四方をLEDディスプレイに囲まれた空間に出るんです 。しかも上下(天井と床)は全面鏡張り!つまり、上下左右360度どこを見ても映像と自分の映り込みで無限に空間が続くように感じられる、ミラールーム(無限部屋)になっています。
映像には京都・八坂神社の夜桜や花火、無数の蝶々などがこれでもかと詰め込まれていて、まさに蜷川実花さんの夢の中に飛び込んだような強烈な没入体験!

華やかな映像美にぐるりと包まれる感覚は、言葉では表現しきれないほど感動的でした。ここでは皆さん思い思いに動画を撮ったり、鏡に映る自分と映像を一緒に写したりと撮影にも熱中していましたよ。

この《Dreams of the Beyond in the Abyss》で思いっきり蜷川ワールドを体感した後は、静かに余韻に浸るラストパートへ。最後に待っている映像作品《Embracing Lights》では、教会の礼拝堂のようにベンチが並ぶ空間でゆったりと光の映像を鑑賞できます 。
先ほどまでの刺激的な展示とは打って変わって、心に染み入る穏やかな光が印象的。「現実ともっとも遠い場所=深淵の世界まで連れて行ってくれる」(蜷川さん談)という《Dreams of the Beyond…》での体験から、そっと現実世界に連れ戻してくれるような優しい作品でした 。エンディングにふさわしい静かな感動があります。
こうして再び最初の《Liminal Pathway》の廊下を通って出口へ。最初に通った時とはまた違った気持ちで、現実世界に帰っていく自分がいました。「ああ、いい夢見たなぁ~」なんて思いながら、美術館を後にしました。

TOKYO NODE・弘前れんが倉庫・上野の森美術館
蜷川実花さんの展覧会は今回が初めてではありません。過去にも各地で開催されており、それぞれ趣向を凝らした演出で話題になりました。過去の展覧会と今回の京都での展示を比較してみると、蜷川さんの表現の進化やテーマの違いが見えてきて面白いんです!ここでは代表的な3つ、「TOKYO NODE(東京)」「弘前れんが倉庫美術館(青森)」「上野の森美術館(東京)」での展覧会とちょっと比較してみました。
公式X(旧Twitter)の情報によれば、2025年2月8日以降は混雑緩和のため予約優先制が導入されてい?ようでふ。。つまり事前にオンラインで日時指定予約をしておくとスムーズに入れる仕組みですね(詳しくは展覧会公式サイトをチェック!)。
TOKYO NODE(虎ノ門・東京)での「Eternity in a Moment」
2023年末から2024年初頭にかけて東京・虎ノ門ヒルズの超高層階で開催されたのが、「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」です。会場は新しくオープンした複合施設「TOKYO NODE」の45階!地上200mという空中に広がる展覧会で、そのスケールは展示面積およそ1500㎡にも及び、蜷川さんの史上最大規模の展覧会だったんです 。東京のど真ん中の高層ビルで、しかも超広いスペース全部を使った贅沢な展示…想像しただけでワクワクしますよね。
内容も超充実していて、11作品以上の新作インスタレーションが登場しました。
いくつかピックアップすると、例えば暗闇から花が浮かび上がるような空間作品《残照 Afterglow of lives》では、生と死を象徴する咲いた花と枯れた花を対比させたインスタレーションが来場者を迎えてくれました 。他にも金魚や植物など現実世界の被写体を用いた映像作品《Unchained in Chains》、都市の風景を映した《Breathing of Lives》(京都展にも登場した作品と同名ですが東京では2023年版)などが連なり、暗闇から一気に蜷川ワールドに引き込む構成でした 。
TOKYO NODE展で特にユニークだったのは、その空間の特性を活かした演出です。高さ15mのドーム型天井を持つ大空間では《Flashing before our eyes》という作品が展開され、床に置かれたクッションに寝転んで天井を見上げながら映像鑑賞するという体験型インスタレーションも!

白昼夢を見ているような不思議な感覚で、時間を忘れて映像のループに浸ってしまう居心地の良さがあったとか。実際友達たちも「クッションが気持ち良すぎて何時間でも寝転んで見てられる…」と絶賛していました(笑)。
さらに、映画のセットさながらに空間を埋め尽くす花々で作られた《Intersecting Future 蝶の舞う景色》というエリアもありました。

ここでは無数の造花がヴィヴィッドな色彩で配置され、まさに「地上200mの桃源郷」というキャッチコピー通りのフォトジェニック空間に!蜷川実花さんの視覚表現を立体で体験できるスポットとして、SNSでも大人気でした。
TOKYO NODEの展覧会は、時間の流れや夢と現実の交錯がテーマに据えられていたのが特徴です。例えば小部屋に展示された《Fading into the Silence》では造花と生花を組み合わせ、それぞれが異なるスピードで朽ちていく様子を見せることで「時間」という要素を表現したり、真っ白な部屋で水と光を映し出す《瞬く光の中で In shimmering light with you》や、ネオン管の言葉と写真を組み合わせた《Luminous Echoes》など、過去と現在・記憶と時間の重なりを感じさせる作品が並びました。極めつけは、五層のスクリーンに蝶が舞う《胡蝶のめぐる季節 Seasons: Flight with Butterfly》や、最後に待つ静かな映像作品《Embracing Lights》で静かに締めくくられる構成。派手なだけでなく哲学的なテーマも内包していて、蜷川さんの表現の幅広さを感じます。
こうしたTOKYO NODE展と今回の京都展を比べると、共通点も多いです。両方ともクリエイティブチーム「EiM」との協働で生まれた没入型展示であり、実写の映像やインスタレーションを組み合わせて五感で楽しむ体験型になっている点は同じですね。実際、どちらも写真・動画撮影OKで、訪れた人がみんなSNSに写真を上げたくなるような「映えスポット」の連続でした。
一方で、TOKYO NODEは都会の高層ビルというシチュエーションを活かし「天空の楽園」的な雰囲気だったのに対し、京都展は伝統ある京都の文化や死生観をテーマに据えているので、より「京都らしさ」を感じる内容になっていると言えるでしょう。
弘前れんが倉庫美術館(青森)での「Where Humanity Meets Nature」
続いては東北・青森県の弘前れんが倉庫美術館で行われた展覧会です。2024年春から夏にかけて開催された「蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界(Where Humanity Meets Nature)」は、弘前市にある赤レンガ造りの美術館での大規模個展でした 。
こちらも蜷川さん+EiMチームのコラボレーションによる没入型展示で、青森県内のアートフェスティバル「AOMORI GOKAN 2024」の一環として開催されたんですよ 。
弘前といえば桜の名所として有名ですよね。蜷川実花さんもコロナ禍の時期に弘前を訪れて桜の写真を撮影したそうで、本展では「時間の移ろい」をテーマに、人間と自然の関係性を探る作品が展示されまし 。
特に見どころだったのが、美術館で一番大きな吹き抜け空間を使ったインスタレーション。満開に咲き誇る生命力あふれる花々と、朽ちて散っていく花々を織り交ぜた大型作品《残照(Afterglow)》で 。

東京のTOKYO NODE展にも《残照》がありましたが、弘前では新作として桜のモチーフなども盛り込まれたバージョンになっていたとか。映像も組み合わせたこのインスタレーションは、見る角度によって表情を大きく変える仕掛けになっていて、美と儚さ、永遠と一瞬といった相反する要素が共存する不思議な空間。
弘前れんが倉庫美術館自体、明治時代の赤レンガ倉庫をリノベーションした趣ある建物なので、現代的な蜷川さんの色鮮やかな作品とのコントラストが面白かったです。

京都展やTOKYO NODE展が未来的・都会的だとすれば、弘前展はノスタルジックな雰囲気の中で自然と向き合うような展示だったのではないでしょうか。桜の写真や弘前で撮影された作品も多く、「地域の風景×蜷川実花」のコラボが新鮮です。地方開催ということで東京や京都に比べると情報は少なめでしたが、実際に訪れた方のSNSを見るとこちらも大盛況だったようですよ(※弘前展も撮影OKで、皆さん桜や花のインスタレーションをたくさん撮っていました。

上野の森美術館(東京)での「虚構と現実の間に」
最後に比較するのは、少しさかのぼって2021年に東京・上野の森美術館で開催された「蜷川実花展 -虚構と現実の間に-」です。こちらは蜷川実花さんの回顧展的な位置づけで、2018年から全国10会場を巡回した展覧会の東京ファイナルとして開催されたものなんで 。全国巡回の集大成ということで、展示作品を半分以上入れ替えたり、蜷川さんの書斎を再現したインスタレーションや映像作品を新たに加えたりと、かなり力の入った内容でした。

上野の森美術館でのテーマはズバリ「虚構と現実」。蜷川実花さんの写真表現におけるフィクションとリアルの境界を探る…というアート寄りなコンセプトです。会場入口は真っ赤なベルベットで覆われたエントランスになっていて、そこを抜けると青い照明に包まれたプロローグ展示室がお出迎 。10台のモニターにこれまでの作品がスライドショー表示され、蜷川さんの言葉「Floating Layered Visions」が掲示されるなど、導入からカッコイイ演出が光っていまし。
展示内容は大きく分けて写真作品のギャラリー展示+一部インスタレーションでした。例えば「Blooming Emotions」というセクションでは、生花を撮影した写真作品が壁一面に展示されました。ここでの花は自然に咲いている花ではなく「誰かのために育てられた花」がテーマで、写真集『PLANT A TREE』(2011年)からの桜の写真なども含め、蜷川さん自身の感情に合わせてセレクトされたそうで 。一方「Imaginary Garden」では造花や着色された花など人工的な花々の写真を展示するなど、現実の花 vs 作られた花、という対比も見られまし 。
極めつけは、蜷川さんの書斎(ワークスペース)を再現した部屋。大量の写真や資料が並ぶリアルな書斎セットに、実際の映像作品が組み合わさった没入インスタレーションも登場し、ファンにはたまらない演出でし。過去の作品から最新作まで網羅しつつ、蜷川実花の創作の裏側ものぞけるような内容で、写真展としても見応え十分。こちらも会期中はかなり賑わっていて、平日でも入場制限がかかったほどです。

上野の森での展覧会と、今回の京都京セラ美術館での展覧会を比べると、展示形式の進化がよく分かります。上野では写真作品の展示が中心で、一部に没入インスタレーションを取り入れる形でした。それが2022年以降、蜷川さんの展示はどんどん「空間そのものを演出する」方向にシフトしてきていたような気がします。
東京都庭園美術館での展示(2022年)あたりから2次元の写真展示から空間芸術への発展が顕著になり、今回の京都展ではついにほぼ全編が没入型と言える内容になりました。写真家の展覧会といえば静かに写真を見るイメージがあるかもしれませんが、蜷川実花展に関しては今や「写真展」の枠を超えた体験になっていると言っても過言ではないでしょう。
蜷川実花展の楽しみ方&おすすめポイント
蜷川実花展を120%楽しむためのポイントや、行く前に知っておきたい情報をまとめてみました。初めて行く方もリピーターの方も、ぜひ参考にしてくださいね!
圧倒的SNS映え!写真・動画撮影OK
まず声を大にして言いたいのが、会場内は基本すべて写真撮影OKということ!✨ これ、嬉しいですよね~。最近の没入型アート展では撮影可のところも増えていますが、蜷川実花展も例にもれず全エリア撮影可能(フラッシュは禁止) 。美しい展示の数々を自分のカメラで収めてSNSでシェアできちゃいます。
ただし、周りへの配慮はお忘れなく。
思い出を美しく残したいとはえい、同じ空間で鑑賞を共にしている皆さんに迷惑はかけたくないですよね。
そして蜷川実花さんのInstagramはメンション付けてストーリーズを流すとリポストしてくださることが多いです。
作品に触れないよう注意したり、三脚やセルフィースティック禁止なので現地の指示に従ってマナー良く楽しみましょう。
(※例えばTOKYO NODE展では人気になってからは大型機材や一眼レフでのポートレート撮影は禁止との注意があり。京都展も混雑時は譲り合いが大事です!)
混雑回避のコツ:チケット予約と時間帯を工夫
人気の展覧会だけあって、気になるのは混雑状況ですよね。私が訪れたとき(初日のの夕方)は入場まで待ち時間はありませんでした。ただし現在は入場方法が変わったようです。
混雑状況緩和のため2月8日〜3月30日の期間、予約優先制を導入。⬇️
https://ninagawa-eim2025kyoto.jp/ticket.html
混雑を避けるコツ
- 平日に行ける方はできるだけ平日がおすすめ!土日祝はどうしても混みやすく、午後は待ち時間が発生することも。平日の朝イチや夕方近くなら比較的ゆったり鑑賞できます。
- 土日しか無理…という方は、午前中の早めの時間に行くと◎。オープン直後だとまだ人も少なく、並ばず入れたとの声もあり。逆にお昼過ぎ~夕方にかけては混雑ピークになりがちなのでご注意。
- 事前にオンラインでチケットを購入&予約しておくこと!。
とは言え、多少混んでいても展示空間が広めに作られているので、人越しで何も見えない…なんてことはないかなと。。没入体験系の展示はむしろ周りのお客さんのリアクションも含めて楽しめる部分もありますから、あまり神経質にならず臨機応変に楽しみましょう!
その他の楽しみポイント&豆知識
- 公式ショップ&グッズも要チェック!出口付近には展覧会オリジナルグッズを扱うショップがありました。蜷川実花さんの写真がプリントされたコラボ商品などもいろいろ。人気商品は早めに売り切れる可能性もあるので、気に入ったら即ゲットがおすすめです。https://ninagawa-eim2025kyoto.jp/goods.html
- カフェでひと息:京都市京セラ美術館にはおしゃれなカフェも併設されています。展示を見終わった後、余韻に浸りながらカフェで楽しむのも◎。私
- 周辺スポット:美術館のある岡崎エリアは他にも京都市動物園や平安神宮など観光スポットが目白押し。蜷川実花展でアートな気分が高まったら、周りを散策して京都観光も一緒に楽しんじゃいましょう!
蜷川実花の色彩に酔いしれる体験をあなたも
蜷川実花展【京都市京セラ美術館】の総合ガイド&レポート、いかがでしたでしょうか?実際に足を運んで感じたのは、写真や映像を超えて「空間まるごとアート」になっている圧倒的な体験でした。極彩色の花々に囲まれ、光と音に満ちたインスタレーションに没入していると、自分も物語の一部になったような不思議な高揚感があります。まさに五感で楽しむエンターテインメントです。
過去の展覧会と比べても、蜷川実花さんの表現は常に進化し続けています。鮮烈な色彩やテーマ性はそのままに、技術や演出がパワーアップしていて、「次は一体どんな世界を見せてくれるんだろう?」とワクワクが止まりません。京都での展示は生と死、幻想と現実といった深いテーマをポップに体感させてくれる点で、初心者からコアなファンまで幅広く楽しめる内容だと感じました。
まだ体験していない方は、ぜひ会期中に足を運んでみてください!写真好きな人はもちろん、「普段美術館はあまり行かないけど蜷川実花の世界を体験してみたい」という人にも超おすすめです。きっと「行ってよかった!」と思える体験になるはず。会期は2025年3月30日までと残りわずか(※月曜休館、最終入場は閉館30分前)なので、後悔しないようお早めに!
あなたもきっと、蜷川実花さんの作品の虜になること間違いなしです。では、素敵なアートの旅を!✨
写真は一緒に行ったクリエイター友達YUUさんとRINAさんに撮影いただきました