アート

姫路市立美術館「霧の彫刻」

今日は、姫路市立美術館で開催中の「霧の彫刻」についてご紹介したいと思います。

この作品は、世界的に有名な「霧の彫刻家」中谷芙二子さんが、姫路城を背景にして制作したもので、水だけで作られた白い霧が庭園に立ち込めて、幻想的な風景を作り出しています。

私も実際に見てきましたが、野外だからこそ感じる風の流れを含めた体験が

とても印象に残りました。。。

霧は自然の力で形を変える

中谷さんは、霧を発生させる方法や場所をデザインしていますが、一度発生した霧は、その時々の気象や風によって自由に動きます。

そのため、同じ場所でも同じ時間でも、見え方が違ってくるんです。霧が対流したり、上昇したり、下降したりする様子は、まるで大気の彫刻のようです。

霧と人との対話が楽しい

霧の中に入ってみると、自分の姿が見え隠れしたり、周りの音が聞こえたり、肌に水滴が触れたりします。霧は自分の存在や感覚に影響を与えてくれます。また、他の人とも目が合ったり、声をかけたりすることができます。霧は人と人とのコミュニケーションも促してくれます。

霧と姫路城とのコントラストが美しい

白い霧と白い姫路城という組み合わせは、見事なハーモニーを奏でています。霧は姫路城を隠したり、浮かび上がらせたりします。また、日没後にはライトアップされた姫路城と霧とのコラボレーションも楽しめます。歴史ある姫路城と現代アートとの対話も魅力的です。

霧に込められたメッセージが深い

中谷さんは、「白鷺が飛ぶ」というタイトルに、未来への飛翔に対する願いを込めています。また、「白い風景」というテーマには、無垢な地球のイメージが含まれています。中谷さんは、「子どもたちが生まれたての地球のように自由奔放に生きていけるような夢を描きたい」と語っています。霧は私たちに何かを伝えようとしています。

3年間で3つの作品が展示される

「霧の彫刻」は3年間で3つの作品が展示される予定です。今年度制作された「白い風景―原初の地球」は2作目です。来年度は「体・音・光」をテーマにした作品が展示される予定です。毎年違ったテーマや表現で楽しめるのも嬉しいですね。

以上、私が感じた「霧の彫刻」のおすすめポイントでした。

この作品はどんな人におすすめ

  • 自然やアートに興味がある人
  • 姫路城や歴史に興味がある人
  • 非日常的な体韓をしたい人
  • インスタ映えする写真を撮りたい人
  • 家族や友人と楽しみたい人

などなど、幅広い層の方に楽しんでいただけると思います。

ぜひ、この機会に姫路市立美術館に足を運んでみてくださいね。

項目内容
会期2023年5月3日(水曜日・祝日)から11月26日(日曜日)まで
開場時間午前10時から午後5時まで(9月10日から11月6日の金曜日・土曜日は午後8時まで)
休場日毎週月曜日(祝日・休日の場合を除く)、7月18日、9月19日、10月10日
観覧料無料
主催姫路市立美術館
住所兵庫県姫路市本町68番地25 姫路城東側
アクセスJR姫路駅から徒歩15分、山陽電鉄姫路駅から徒歩10分
問い合わせ079-222-2288(姫路市立美術館)
  1. 霧の彫刻は、開館日の午前10時から午後5時まで、約1時間ごとに10分程度発生します
  2. ただし、霧の発生時間や周期は、気象や湿度などの条件によって変わる可能性があります
  3. 雨天や湿度100%の場合は、霧の発生を一時的に休止することがあります
  4. 最新の情報は、姫路市立美術館のホームページやSNSで確認できます。

以上、姫路市立美術館で開催中の「霧の彫刻」についてのレポートでした。

皆さんもぜひ、この素敵な作品を見に行ってみてくださいね。

ABOUT ME
naomiracleart
芸術で日常や旅がもっと楽しくなるヒントをお届け。 アート巡り・建築探訪・バレエ鑑賞が好き。 美しい作品・空間を求めて。本を読むようにアートにふれたい。