【体験レポ】レアンドロ・エルリッヒ《建物─ブエノスアイレス》|十和田市現代美術館で“浮いて見える”錯覚体験

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レアンドロ・エルリッヒ(Leandro Erlich)とは?
1973年アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。
「人はどうやって空間を認識し、現実を捉えるのか?」をテーマに、錯覚やインスタレーションを駆使した作品を世界中で発表しています。
- ミラーや構造を利用した“だまし絵的”な仕掛け
- 自分自身が作品の一部となる体験型アート
- インスタ映えするビジュアル
こうした特徴から、アート好きだけでなくインスタユーザーにも大人気のアーティストです。
《建物─ブエノスアイレス》が十和田市現代美術館に常設!
青森県・十和田市現代美術館に、レアンドロ・エルリッヒの代表作《建物─ブエノスアイレス》が世界で初めて常設展示されました。
私は開館と同時に直行し、なんと“ソロ・レアンドロ”状態!
自分ひとりで思う存分撮影して楽しめました。


どうして“浮いて見える”の?
作品の仕組みはとてもシンプル。
- 建物の壁のようなオブジェが地面に水平に設置
- その手前に約45度の角度で大きなミラーシート
- ミラーに映る自分を撮影すると…「ぶら下がっている」ように見える!
実際は寝転んでいるだけなのに、写真を見ると不思議と“浮いている自分”に。
SNSでバズるのも納得です。
※注意:夢中になるとスマホが顔に落ちてきて痛いので要注意(笑)
※誰かと一緒なら外から撮ってもらうのが一番きれいに写ります。
作品へのアクセス方法
十和田市現代美術館の館内ではなく、外に出て少し進んだ専用棟に展示されています。
外からは見えないので分かりづらいですが、ほんの数十秒歩けば到着。
日本で見られるレアンドロ・エルリッヒ作品
- 金沢21世紀美術館 《スイミング・プール》
- 東京・霞ヶ関 飯野ビルディング 《Cloud》シリーズ、《The Pond》
- 芸術祭(越後妻有など)での展示
中でも「建物シリーズ」の常設は十和田市現代美術館が世界初!
わざわざ青森に行く価値があるスポットです。
十和田市現代美術館 基本情報
- 住所:〒034-0082 青森県十和田市西二番町10-9
- 開館時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)
旅のヒント|宿泊&アクセス
十和田市はアクセスに少し時間がかかる分、宿泊とセットで訪れるのがおすすめです。
- アクセス
青森駅・八戸駅からバスで約2時間
十和田市内観光とセットで1日プランにすると効率的。 - 宿泊
十和田市内のホテルは数が限られるので早めの予約が安心。
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まとめ
レアンドロ・エルリッヒの《建物─ブエノスアイレス》は、“体験して初めて成立する”作品。
SNS映えも抜群で、アート好きも写真好きも楽しめる展示です。
しかも世界初の常設展示が青森・十和田で見られるなんて、貴重すぎます。
青森・東北旅行を計画するなら、ぜひルートに組み込んでみてください。
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